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アキュラホームの問題
  既報道のように、(株)アキュラホームが名古屋で販売した準耐火建築の木造住宅が建築基準法違反の指摘を受け、是正措置を講じる命令を受けました。
  同様の違反可能性のある住宅が 383件 あり、これらの住宅についても調査実施と是正措置を行うとともに、
  違反した建築士の処分も検討していくとしています。
  名古屋で判明した違反 (施工不適合) の内容は下記
  1.壁
   内部間仕切り壁の準耐火構造の認定(認定番号:QF045BP-9071)に適合しない施工が行われていた。
    40mm 以上のビス留めを28mm のビス留めで施工していた。
    下地組で胴縁の施工がなされていなかった。
    ボード周辺部に一定の間隔でビス留めすべきところ、上端部までボードが施工されておらずビス留めされていなかった。
    ボード張りで、隙間が空いていた。
  2.床直下の天井
   告示基準による 「ファイアストップ構造」 の規定違反 (一部当て木がない)。
  3.軒天
   軒裏の換気スリットが認定の記載に不適合で、換気スリット本体に軒天板が十分差し込まれずに隙間が大きかった。
   その他不適合の可能性のある部位 外部側壁でも準耐火構造の認定 (QF045BE-9227) の仕様に適合しない施工 (上記 銑ぁ が、
   一部行われていた可能性がある。
  ※ 383件の内訳 (都府県別) は、東京都 (226)、神奈川県 (42)、大阪府 (42)、埼玉県 (23)、兵庫県 (23)、愛知県 (10)、広島県 (3)、
     千葉県 (2)、調査中 (12)
  こうした違反内容を見ると、準耐火木造建築物の施工基準を知らなかったのか?或いは知っていて見過ごしたのか俄かには信じられないようなものです。
  (株)アキュラホームは、最近テレビなどでも頻繁に宣伝しており、カンナ社長といったフレーズは一般の人にも認知されつつある著名な住宅会社で、
  ここ10年の売上高は急ピッチでの右肩上がりになっており2010年には340億円ほどの売上になっていました。
  そのホームページには、一般ユーザーに対して建築法規の解説を分かりやすく説明したかったのか、準耐火建築の説明が載っているという皮肉な部分も
  あります。 この事件を 「対岸の火事や他山の石」 として見れない中堅や大手住宅会社もあるのではないでしょうか。
  今までにも急発展した企業がその拡大スピードに対して体制整備が追い付けずに、つまらない失敗やつまずきから姿を消していった事例はいとまがありま
  せんが(株)アキュラホームには、何とか反省のうえで立ち直って欲しいと願ってやみません。
  建築という仕事は、現場があってナンボの世界だ!と私たちは耳タコになるほど聞かされて過ごしてきていますが、管理者意識の怠慢や緩みといったもの
  が、蔓延して知らないうちに致命傷になるケースは以外に多いのです。
  この辺のところが企業の成長にとって一番重要なキモであることは間違いありません。
  建築業でのISOや認証制度の導入は、営業の拡大戦略と同様に両輪のように進めていく必要があるということなのでしょう。
認証制度・品質管理システム構築について
  住宅建築会社の成長戦略における各種認証制度や評価制度などの導入、技術部門の品質管理システムの
  構築 ・ 組織運用などに関するご相談などありましたら、お問い合わせください。
  (大手住宅会社の品質管理システムに学ぶ)
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